「整体を受けた後に体がだるい…」
そんな経験はありませんか?
これは、好転反応と呼ばれるもので、決して珍しいことではありません。
しかし、「本当に大丈夫なの?」と不安に思う方も多いでしょう。
今回は、好転反応の原因や症状、対処法などについて詳しく解説します。
好転反応とは? なぜ起こるの?
好転反応とは、整体など体への施術を受けた後、一時的に不調が現れることです。
まるで風邪のように体がだるくなったり、痛みが強く出たり。
せっかく施術をうけたのに効果を実感できないため、不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。
好転反応が起こる主な原因
- 老廃物の排出: 施術によって、体内に溜まった老廃物が血中に流れ出し、一時的に体調を崩すことがあります。
- 筋肉の修復: 施術によって筋肉が修復される過程で、痛みやだるさを感じることもあります。
- 自律神経の調整: 自律神経のバランスが整う過程で、一時的な不調が現れることがあります。
- 体への過負荷: 少ない刺激でも、長時間受け続けると体のへ負担は大きくなり、好転反応が出やすくなります。
好転反応の症状
好転反応の症状は、人によって様々です。
代表的な症状としては、以下のものが挙げられます。
- だるさ、眠気: 全身のだるさや、いつもより眠気が強く感じられることがあります。
- 筋肉痛: 施術を受けた部位だけでなく、別の部位に筋肉痛が起こることもあります。
- 頭痛: 首や肩の施術を受けた後、頭痛がする場合があります。
- 発熱: 微熱が出ることもあります。
- 消化不良: 食欲不振や下痢、便秘などの症状が現れることがあります。
施術を受けたところとは違う場所に不調を感じる、いつもと体の感じが違う。
これら全て好転反応になります。
好転反応と揉み返しの違い
同じものと思っている方もいらっしゃいますが、好転反応と揉み返しは全く異なるものです。
- 揉み返し: 施術の刺激が強すぎて筋肉が損傷し、炎症を起こすことで現れます。痛みや腫れが強く、数日続くのが特徴です。
- 好転反応: 体が本来の状態に戻ろうとする過程で現れるもので、痛みは比較的軽く、おおよそ3日以内で治まります。
好転反応は良くなる過程で起こる反応で、揉み返しは体が傷ついてSOSを出している状態です。
揉み返しがないと整体を受けた気がしない、という方はくれぐれもご注意ください。
揉み返しが出ると筋肉が固くなり、より強い施術を求めてしまうので「なかなか体が良くならない」とご来院される方もいらっしゃいます。
好転反応はどのくらい続くの?
個人差はありますが、通常3日以内、長いときには1週間ほど続くこともあります。
もし、症状が長引いたり、悪化したりする場合は、一度施術を受けた整骨院や整体院にご相談ください。
好転反応の対処法
- 休息: 十分な睡眠をとり、体を休ませましょう。オススメは7時間程度。寝る時間がないときには、少し横になって眼を閉じるだけでもOK。
- 水分補給: こまめに水分を補給しましょう。1時間にコップ1杯を飲むのがオススメです。NAOSELさくら通り整骨院、NAOSEL大江整骨院では、待合室にウォーターサーバーをご用意しておりますので、施術後は必ずお水を飲んでお待ちください。
- 温浴: 38~40℃のお風呂にゆっくりと浸かり、体を温めましょう。
- 軽い運動: 軽いストレッチやウォーキングなど、体を動かすことも効果的です。まずは、テレビを観ながらで大丈夫ですので15分程度ストレッチから初めてみてはいかがですか?
好転反応は必ず起こる?
必ずしも全員に起こるわけではありません。
体質や不調の期間、施術内容によって、起こりやすさが異なります。
最初に好転反応が出ても、施術を繰り返すことで出なくなりますのでご安心ください。
当院のオリジナル施術『IMリセット整体』は、優しくインナーマッスルの動きを取り戻していくので揉み返しが起こることはありません。
また、体への負担が少ない最適な時間で施術を行いますので、好転反応もでにくいので心配な人も安心して受けられます。
まとめ
好転反応は、体が本来の状態に戻ろうとする過程で起こる自然な反応です。
一時的な不調に戸惑うかもしれませんが、焦らずに体を休ませることが大切です。
もし不安なことがあれば、施術を受けた整体院にご相談ください。
[施術を受ける際の注意点]
- 施術前のカウンセリング: 施術を受ける前に、必ず施術内容や注意点についてしっかりと説明を受けるようにしましょう。
- 施術者の選び方: 経験豊富な施術者を選ぶようにしましょう。
- 自分の体と相談: 体の不調を感じたら、無理せず施術を中断しましょう。